こんにちは、Annaです。
中型二輪免許の卒業検定の朝のことを、今でもときどき思い出します。思い出すだけで、ちょっと泣きそうになるくらい緊張した朝でした。
これから免許を取る方や、いま教習の真っ最中で「卒検がこわい」と思っている方に、あの1か月の気持ちと、苦手な項目をどう乗り越えたかを残しておきます。
12月初旬に入所して、12月28日、年内最後の卒検へ
教習所に入所したのは12月の初旬。そこからちょうど1か月ほど通って、卒業検定を受けたのは12月28日。その年、卒検がある最後の日でした。
冬の教習は、とにかく寒い。いちばん印象に残っているのは、夜の雨の教習です。冷たい雨のなかを走っていたはずなのに、終わったときにはなぜか暑くて。緊張しすぎて、体が熱を発していたみたいです。
いちばん泣きそうだったのは、クランクと坂道発進
教習中、私はずっとクランクが苦手でした。パイロンを倒してしまうのが本当に嫌で、倒すたびに落ち込んでいました。
坂道発進の前の一旦停止も、なかなかうまくできませんでした。スラロームはこわかったし、一本橋も思うようにいかない日が続きました。
ある日、目の前で転倒した人を見たことがあります。それが本当にこわくて、「意地でも転ばない」と心に決めました。
転びそうになったら、無理をせず安全な体勢になるところまでもっていって止まる。そんな慎重派の乗り方を続けて、教習中は一度も転ばずに済みました。
実は、教習の帰りはいつも胃が痛くなっていました。それでも空を見上げて、「今日も楽しかったなぁ」と思っていたんです。
教習所の写真を、はじめて1枚だけ撮った朝
教習に向かうときは、いつも気持ちに余裕がありませんでした。だから教習所の写真は、それまで1枚も撮れていなかったんです。
でも卒検の朝、「もしかしたら今日がここに来る最後の日かもしれない」と思ったら、この風景を残しておきたくなって。1枚だけ、写真を撮りました。

順番待ちのあいだは緊張しすぎて、待合室でずっと誰かと話していました。黙っていると、心臓の音が聞こえてきそうだったから。
いざ卒検のバイクのところへ行くと、足元がフワフワするような感覚。いつも以上にしっかりニーグリップをしたのを覚えています。
苦手だった項目と、本番で意識したこと
本番で意識したのは、どれも「教習で教わったことを、いつも通り丁寧に」です。
クランク:クラッチとリアブレーキで、ゆっくり丁寧に
教習中、いちばん苦手だったクランク。本番では、スピードで抜けようとせず、クラッチとフットブレーキ(リアブレーキ)で速度を調整しながら、とにかく丁寧に走ってクリアしました。
急制動:しっかり加速して、ブレーキのバランスを意識
こわがって加速が足りないと、かえってうまくいきません。思いきってアクセルを開けて、前後のブレーキのバランスを意識してクリアしました。
一本橋:「ダメかも」の瞬間も、体の軸をまっすぐに
途中で一度「ダメかも…!」と思った瞬間がありました。そこで慌てずに、体の軸をまっすぐ保って耐えて、なんとかクリア。
そのほかの項目は、いつも通りにできました。
「よかったですよ」で、一気に力が抜けた
走り終えたあと、試験官の先生から少しだけ指摘をいただいて、そのあとに「よかったですよ」と言われました。その瞬間、全身の力が一気に抜けたのを覚えています。
自分には無理だと思っていた、卒検の一発合格。その日のうちに免許証も交付されて、最高の年越しのプレゼントをもらった気分でした。
大人になって忘れていた「できるようになる」感覚
練習すると、ちゃんとコツがわかるようになって、できなかったことができるようになっていく。大人になってからすっかり忘れていたその感覚を、教習所でもう一度味わえました。
教官の方々はみなさん優しく、それでいてしっかり指導してくださいました。実際に公道を走るようになってから、「あのとき教わったことが、ちゃんと実践につながっている」と何度も実感しています。
これから卒検を受けるあなたへ
緊張するのは、それだけ真剣に練習してきた証拠だと思います。パイロンを倒して落ち込んでいた私も、フワフワしながら、なんとか走りきりました。
本番でやることは、教習でやってきたことと同じ。苦手な項目こそ、焦らず丁寧に。転びそうなときは無理をしないことも、立派な技術です。応援しています。
あの朝、教習所で撮った1枚から始まったバイク生活は、いまではCB250R・GB350・Rebel 1100Tの3台と走る毎日になりました。
教わったことを忘れずに、これからも安全運転で走ります。今日もご安全に!

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